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2020.02.07世界トップは手を抜かない

(新しく仕入れたストーブで溶けているレモンちゃん。毎朝こいつが腕枕の中で心地よく添い寝してくれてるところを、必死に抜け出すことが日課です。その地獄を抜け出せば、1日勝ったも同然。笑)

 

いきなり寒いねー!
ちょっと前までバイクでも問題なかったのに、今は結構辛い。
(11月に行った北海道はもっと寒すぎ!笑えるー!って感じでしたけど。マタイキタイ)

 

Perfumeさん達が世界トップレベルと感じた理由について

話します。

同時にタイトルであります

 

世界トップは手を一切抜かない

という話になります。

 

日本人であれば、日本に住んでいれば、音楽に余程疎くない限りは知っているであろう【Perfume】という歌手のグループ。

 

ご縁がありまして、先日の大阪ドーム(今は京セラドームって言うのか?)に行ってきました。

 

僕らの業界の人もちらほら「いってきましたー!」って人がいて、やっぱりやっている事が最新、最高峰なので色んな意味で客層が広いと思います。

 

行ってみた感想はやっぱり凄かった!!という普通な感想を述べておきます。

 

じゃあ何が凄かったの?って話ですね。
僕らにも活かせることだなと思ったので、できるだけ気持ちを具体的に書きます。

 

チームの誰もが本気で、一切手を抜かず、且つ挑戦している。

(まだ公演は続くので、内容やステージの造りなどには触れません)

 

サマソニで同じ出演日だった人など、大型のイベントで一緒だった方は目にしてましたが、これまであの規模のアーティストの方のソロコンサートって、あまり行く機会がなかったので、まずは「こんな凄い人数が3人を観に来るのか。凄すぎる。」でした。

 

  • やっぱりすごいセンスの光る音楽
  • どうなってんだい?!って設備の照明、映像
  • 本人たちのパフォーマンス

 

どの角度から観ても、みんなが本気がひしひしと伝わりました。

「今の私たちの全力はここです。」(言ってないけど伝わってくる)

と、言い訳なし、出し惜しみなし、良い意味で余裕もなしのステージでした。

 

どういうことかと言うと、ダンサーだから分かる、わずかな振りのミスや映像や、映像設備の失敗がありました。
(途中で映像チームらしき大人たちが、ゾロゾロとステージ下で忙しくしているシーンがあり、後のMCで「本番にトラブルはつきものだー!」と叫んでいたシーンがありました。映像のミスは僕には気付けない範囲でしたが。)

 

前日の通しリハやこれまでに、なんども同じリハーサルをしているにも関わらずのトラブル、失敗。

 

ここで言いたいのは「あそこ失敗してたじゃーん。笑」ではなく、彼らチームの技量でいけば、ある程度及第点や満足度というのは、お客さんに簡単に提供できる(手を抜くって意味ではないよ。)のに、そうではない、失敗するかもしれないけど、最高の出せるものに挑戦する!という強い意志で造られたステージだったことへの素直な尊敬の気持ちだったというです。

 

最近、準備中に聴いていた西野亮廣さんの「執念は見える。気をつけろ、全部バレてるぞ。」って話に直結した日でした。

 

そしてそんな全力を出し合える仲間がいるということも、人生で1回あるかないかぐらいの確率だと思います。

音楽はずっと中田ヤスタカさん
映像、特殊効果はずっとライゾマティクスさん
フロントパフォーマンスはずっとPerfumeさんの3人

 

その血肉を絞って出来上がった作品を世に出し続けた結果が、今の大規模なチームPerfumeというものになっているのだと思いました。

 

(勝手なイメージで、本人たちは発言権をあまり持っていないのかも?と思っていましたが、しっかり考えと意志と責任を持って発言されるのも立派でした。特にメインで話していた「あーちゃん」は頭いい人だなと感じました。話す順番や内容が気持ちに流されず、泣きながらも理路整然と話されていました。非常に矜持を持っておられたなと。)

 

<まとめ>
世界トップクラスのチームが挑戦的であることをやめないステージは、バケモノパワーを生み、失敗が起こったとしても、それで感動レベルが変わることはない。でした。
結果、幸せな空間になりました。

 

僕も今、個人からチーム戦に移行してから間もないですが、一切甘んじた行動をせず、挑戦的でいこうという決意をもう一度固めました!
トラブルも失敗もないステージ、創ってても面白くないぜ。(ないのが一番だけど。)

これからも実験を繰り返す所存でございます!

夜になっちゃいましたが、今日もよろしく!
炎上!!

蛮-BANG-

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